ヘアカットでイメチェンするときの3つのコツ
「さて、見た目ではあともう1つ髪形です。翼さん、どこで髪を切ってます?」
「近所の1,500円くらいのとこ…」
言った途端にコンはとても嫌そうな顔をした。
「恰好はもちろん…」
「普段着だよ」
嫌そうな顔のままコンは顔を横に振る。
「なんだよ、気楽でいいとこなんだよ」
「へぇ、それはわかります。ただ翼さんは変わりたいんですよね?」
「う、うん」
ここまで来ると素直にうなずくしかなかった。
「髪を切りに行くときのコツは3つです」
1なりたいイメージの町で美容院を探す。
「なりたい町には理想に近い人達が集まってるはずです。ということはそこの美容院ではそういう人たちへのカットをたくさんしている。そこに行くんです」
「でも、そんな町で飛び込みで行くなんて…」
「あほやなぁ。今はネット検索で簡単やホットから始まるなんちゃらビューティーやったら場所や男性OKや値段とかこっそり検索し放題です」
「なるほど」
2服装は一番気合の入れたいときの格好or少し気合を入れた普段着で行く
「翼さんは一番気合を入れたいのは仕事かプライベートか?」
「とりあえず仕事かな」
「それやったらスーツ着て行くんです」
「え?恥ずかしいよ」
「仕事のときに一番良く見える髪にしてもらうんですから、仕事のときに着る服で行くのは当たり前」
「そうか…」
「もしプライベートを重視するなら手持ちの服で気合の入ったモノを着て行くこと。そうすることで今までの自分とかけ離れすぎず、でもレベルアップがはかれます」
「なるほど」
3美容師さんにおまかせで頼む
「え!それ怖くない?!」
「望むのはイメチェンですやろ?それならおまかせが一番です。不安なら『似合わせカット』をメニューに入れてるところを選ぶと安心です」
「…」
「大体は仕事で支障がない範囲を聞いてくれたりしますし、自分の髪質や顔に合ったヘアスタイルにしてくれるから本当にお勧めです。あ、あと『スタイリングが苦手です』と伝えるのは絶対ですな」
コンの説明を一通り聞いた俺は黙り込んだ。
「最後を決めるのは翼さんです。やってみます?」
「…やって、みる」
今日、コンと話していて思った。俺はいろいろ足りてない。
それがここから変われるなら変わりたい。
「嬉しいなぁ。これはご祝儀です」
コンは尻尾をふぁさ、ふぁさと揺らした。
白銀の粉が俺の身体にまとわりつく。
「とりあえずそのスーツ・ネクタイ・シャツの皺伸ばしとシャツの黄ばみはとりました。これでカットにいってらっしゃい」
「おお!」
コン、本当に不思議な力使えたんだ!!
「あ、ただし残りの新しいシャツを買うのとどこの美容院に行くかは自分で決めて下さいね」
そこは厳しんだね、と俺は取り敢えずスマホで美容院を探し始めた。
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こんにちは、S&Aコミュニケーションの友田ときです。
私は役者時代には行きつけの美容師さんに「根暗で不幸そうな女性にしてください」やら「少年に見えるようにしてください」なんてオーダーをして困らしていました(笑)
当時担当だった美容師さんは凄腕だったので毎回見事にオーダーを叶えてくれていました。
それから数年後、いろいろあって私は女どころか人間を捨ててた時期がありました。
いざ社会復帰するときに気がついたのがどんな格好や髪形をしたらいいのかわからない、という現実でした。
そんなときに出会った本が
『マンガde学ぶ 大人のおしゃれ』原作:久保田卓也 漫画:矢島光
ここに書かれていた「美容室にはおしゃれして行こう★」でした。
それからはなりたい自分をイメージした服と町で髪を切っています。
そして現在は「25歳の会社員」に信頼されるイメージで切ってもらえるようHから始まるなんちゃらビューティーで検索しています(笑)
そのときはメイクから服装まで段階を踏んで計画しています。
いつかあなたにご披露できたらいいですね。
質問疑問があればぜひコメントくださいね。
また内密に…という人はお問い合わせフォームのリンクを載せておきます。
※S&Aコミュニケーションはおときさんの自分観察研究所のプロジェクトの1つです。
https://alexandrite777.wixsite.com/mysite/contact